概要 
身体表現性疼痛障害は、病院で血液検査をしても痛みの原因となるような検査結果が認められません。痛みを客観的に捉える指標がないため、医師は、痛みに悩む患者を病気として認め、理解を深めることがなかなか出来ません。そのため、痛みに脳む患者は様々な医療機関を転々とすることになります。
痛みがあるため不眠や歩行困難など、日常生活に支障をきたすことが多くあります。 痛みが起こる原因は、痛みの感覚をコントロールするエンドルフィンというホルモンの供給不足という説もありますが、病気の根本には、対人関係や家族関係などといった心理的な問題もあるといわれています。
発症の傾向としては、中高年の女性に多く、過去に家庭的に大きな負担を負わされたり、他人に自分を無理に合わせて生きてきたようなタイプの人に多く見られるようです。
病気の症状 
診療科について 
- 精神科
痛みを心理的問題に重きをおき、治療を行う。 - ペインクリニック
整形外科 痛みを身体的問題に重きをおき治療を行う。- 心理的要因を認めようとしない患者は、精神科以外の診療科を選ぶことが多い。
診断について 
1つまたはそれ以上の部位の疼痛により、QOLが障害される。 1つまたはそれ以上の解剖学的部位における疼痛が臨床像の中心を占めており、臨床的関与に値するほど重篤である その疼痛は、臨床的に著しい苦痛または、社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている
心理的要因が、疼痛の発症、重症度、悪化、または持続に重要な役割を呆たしていると判断される。その症状または欠陥は、虚偽性障害または詐病のように意図的に作り出されたりねつ造されたりしたものではない。
疼痛は、気分障害、不安障害、精神病性障害ではうまく説明されないし、性交疼痛症の基準を満たさない 分類としては、関連によりつぎのように3分類される。
- 心理的要因
心理的+一般身体疾患 一般身体疾患
処方される薬について 
- 抗不安薬
トレドミン、ソラナックス 抗うつ薬 レスリン、 - 睡眠導入剤
レンドルミンD - 抗精神病薬
エビリファイ(一般名:アリピプラゾ―ル)大塚製薬が製造・販売
1988年に日本で発見・開発された新規化合物で、ドパミン・システム・スタビライザーという新しい作用メカニズムが特徴です。
少量の処方による効果が認められています。 血中半減期が、約279時間と長く、安定した状態に達するには約2週間を要します。
治療法について 
医師は、痛みに悩む患者とよい治療関係を維持していくために、『患者の訴える痛み』について、耳を傾け「痛みは病気である」と認めてあげることが大切です。
参考になる病気 
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