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肢端紅痛症 :: 医療 Wiki

illness:肢端紅痛症

ページ内コンテンツ
  • 皮膚紅痛症 先端紅痛症 概要
    • 症状
    • 原因
    • 診療科
    • 検査
    • 診断
      • 除外診断
    • 病期 ステージ
    • 合併症
    • 薬(例)
      • 痛みを和らげる薬
      • 抗てんかん薬
      • 疼痛治療剤
      • 気管支拡張する薬
      • 血圧を下げる薬
      • 胃粘膜を保護する薬
    • 治療法
      • 薬物療法
      • 侵襲的治療

皮膚紅痛症 先端紅痛症 概要 anchor.png[1]

肢端紅痛症(したんこうつうしょう)は、皮膚の細動脈が周期的に拡張し、足や手に発赤(四肢末梢の紅潮)、皮膚温の上昇(熱感)、焼けつくような痛み(灼熱痛)を起こる極めて稀な症候群です。

皮膚紅痛症先端紅痛症とも呼ばれます。希少難病です。

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症状 anchor.png[2]

主な症状は、末梢に灼熱痛(足や手の焼けつくような痛み)、熱感と発赤を伴い数分から数時間持続します。時に、顔面・耳介・膝などにも症状が出現することもあります。
症状は何年間も軽度のままであることも、進行して耐えがたい重度の痛みを起こすこともあります。

痛みの発作は外気温が約29℃を超えると生じます。典型的には冷水に浸すことで軽減します。栄養障害性の変化は起こりません。症状は軽度のまま何年も続く場合もあれば、完全に機能不全になるほど重症になる場合もあります。全身性の血管運動機能不全はよくみられ、レイノー現象が起こることもあります。

乳幼時期から小児期にかけて非癲癇性の痙攣を生じることが多いですが、年齢と共に頻度は少なくなります。

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原因 anchor.png[3]

先端紅痛症の多くは原因不明です。この異常は20歳を過ぎると発症する傾向があります。稀な遺伝性の先端紅痛症は、出生時や小児期に発症します。これを常染色体優性遺伝形式の家族性肢端紅痛症といいます。

頻度は少なくなりますが、この異常は降圧薬のニフェジピンやパーキンソン病[4]の治療薬であるブロモクリプチンなどの薬の使用に関連していることもあります。また、特定の血液の疾患(骨髄増殖性疾患)、高血圧[5]、静脈不全、糖尿病[6]全身性エリテマトーデス[7]関節リウマチ[8]、硬化性苔癬、痛風、脊髄障害、多発性硬化症[9]の人でもみられることがあります。先端紅痛症は原因となっている病気[10]が診断される2~3年前に発症します。

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診療科 anchor.png[11]

皮膚科

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検査 anchor.png[12]

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診断 anchor.png[13]

症状と皮膚温の上昇に基づいて行います。家族性あるいは二次性の場合は、原因特定に役立つ血液検査を行います。

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除外診断 anchor.png[14]

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病期 ステージ anchor.png[16]

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合併症 anchor.png[17]

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薬(例) anchor.png[18]

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痛みを和らげる薬 anchor.png[19]

プロスタグランジン作用により毛細血管を拡張させ、組織の血流、栄養を改善させる。

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てんかん[22]anchor.png[23]

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疼痛治療剤 anchor.png[26]

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気管支拡張する薬 anchor.png[28]

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血圧を下げる薬 anchor.png[30]

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胃粘膜を保護する薬 anchor.png[32]

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治療法 anchor.png[34]

治療は安静を保ち、腕や脚を高くするかコールドパックや冷水で冷やします。これらの治療法で症状が軽減し、発作が予防されることもあります。

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薬物療法 anchor.png[35]

原因となっている病気[10]が特定できない場合は、ガバペンチン、ミソプロストール(プロスタグランジン製剤)、アスピリン[20]などが有効なことがあります。しかし、出生時や小児期からみられる先端紅痛症の症状はアスピリン[20]では緩和できません。

原因となっている病気[10]がわかっている場合は、その疾患を治療することによって症状は軽減します。
骨髄増殖性疾患を伴う場合はアスピリン[20]が有用なこともあります。

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侵襲的治療 anchor.png[36]

交感神経ブロック、硬膜外ブロック、交感神経切除術が行われることがあります。


投稿一覧

投稿ツリー


さっちゃん   投稿日時 2017/9/24 17:45

冬で冷えた足と手のひらをアンカで温めていたら、突然猛烈な痛みと灼熱痛、シビレがきて、温めるのをやめ さすり続けました
いろんな病院にみてもらいましたが神経疼痛とかでリリカをだされましたが 効きません
したんこうつうしょうでわないかと書かせてもらいました 助けて下さい

徳岡伸司   投稿日時 2018/12/6 20:34

手の平足裏
真っ赤熱持って指から
左半身痛み

かりん   投稿日時 2019/4/6 16:17

手首から手にかけて一年中あかい
足先しもやけひどくて
1日終わりには熱もちヒリヒリいたい

ぽぽさち   投稿日時 2019/4/12 12:54

肢端紅痛症が、顔面になった。
頬がヒリヒリ痛い!灼熱して動悸もする。寒い日も、痛いし。
起きた時も、頬がヒリヒリし出してるし。
アイスパックと洗顔をして過ごしているが、一生こんなんでは、苦しい。どなたかいい方法は、ないですか?

ツネ   投稿日時 2019/6/22 23:25

薬ーー アスピリン。?

しげちゃん   投稿日時 2020/3/20 16:58

もう10年以上肢端紅痛症で辛い想いをしています。最近は、足裏だけで無く、手のひらにも症状が出てきました。
 この病気を知らない医師も多く、今は麻酔科に通院、タリージェとてんかん薬を服用、毎日をやり過ごしています。

みーと   投稿日時 2020/5/26 17:57

ずっと悩まされていた症状がこの病ではないか?と医師に本日言われました。対症療法としてリリカをもらいました。どの病院に行けばいいのかわかりません。専門医の方は日本にいますか?沖縄ですか?

なっちゃん   投稿日時 2020/5/26 22:09

足の裏痺れ、焼ける感じ
糖尿病の合併症かと思い受診したら、全く違う、このサイト、画像を見たらそっくり、今は痛みも軽減しましたがどこに受診したら良いかわからない❗

なん   投稿日時 2020/9/26 22:38

慢性骨髄増殖性疾患です。アスピリンから新薬に切り替え、1ヶ月たったぐらいから、左指に痛み、痺れ、赤みがでて3ヶ月たった今では左指すべてと左手のひら小指下にも赤みと痛みがでてきました。肢端こうつうしょうは難病指定なんですか?

マック   投稿日時 2021/9/28 15:32

親戚がしたん紅痛症と診断されて、手と足が痛いとの事ですが、治療薬はなにかありますか?

ゲスト   投稿日時 2023/5/4 19:35

気温が上昇してきたので
とにかく痛い。
手指の先が(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

aiko   投稿日時 2023/5/22 13:08 | 最終変更

肢端紅痛症(CRPS)は神経系の疾患であり、手や足などの四肢の痛みや腫れ、炎症などが特徴です。CRPSの治療は症状の軽減や管理を目指すものであり、個々の症状に合わせた総合的なアプローチが一般的です。

以下に一般的な治療法のいくつかを挙げますが、具体的な治療は医師に相談してください。

1.薬物療法: 疼痛管理のために非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛剤が使用される場合があります。また、抗てんかん薬や抗うつ薬などの神経痛の治療に用いられる薬物も検討されます。

2.神経ブロック: 痛みを和らげるために局所麻酔を使用して神経ブロックを行うことがあります。神経ブロックは痛みを感じる神経への麻痺効果を持ち、一時的に症状の軽減をもたらすことがあります。

3.物理療法: 物理療法士による運動療法やストレッチング、温熱療法、電気刺激療法などが行われることがあります。これらのアプローチは筋肉や関節の機能回復を促し、痛みの緩和に寄与することがあります。

4.精神的サポート: CRPSは心理的な要素も関与している場合があります。ストレス管理やリラクゼーション法、認知行動療法などを通じた心理的なサポートが提供されることがあります。

重要なのは、CRPSの治療は個人に合わせたアプローチが必要であり、医師や専門家の指導のもとで行われるべきです。医師に症状や治療オプションについて相談し、最適な治療プランを立てることが重要です。

ゆみ   投稿日時 2023/12/16 16:09

足首から足先まで全体に痛い。
指先第一関節から指先全部痛い。
肢端紅痛症かもしれないと確定ではなく曖昧な診断。
薬はリリカカプセルと血液をさらさらにする薬を飲んでいる。



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Last-modified: 2023-12-27 (水) 14:11:41 (JST) (114d) by kondo