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ルーラン錠 :: 医療 Wiki

illness:ルーラン錠

ページ内コンテンツ
  • ペロスピロン塩酸塩水和物(Perospirone hydrochloride hydrate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

ペロスピロン塩酸塩水和物(Perospirone hydrochloride hydrate) anchor.png[1]

抗精神病剤

  • ルーラン錠 (製薬会社:製造販売元 大日本住友製薬株式会社)
    • 薬価
      4mg/錠 15.2円(2020年4月1日以降)
      8mg/錠 28.7円(2020年4月1日以降)
      16mg/錠 51.4円(2020年4月1日以降)
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作用と効果 anchor.png[2]

脳内の神経伝達物質(ドパミン、セロトニン等)の働きを整えることにより、強い不安や緊張感をやわらげ、気分を安定させます。 通常、統合失調症[3]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、成人は1回1錠(ペロスピロン塩酸塩として4mg)を1日3回食後に服用することから始め、徐々に増量されます。維持量は1回1〜4錠(4〜16mg)を1日3回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は12錠(48mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が4時間以内の場合は服用しないで、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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生活上の注意 anchor.png[5]

眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転や危険を伴う機械を扱わないようにしてください。アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、アカシジア(じっとしていられない)、振戦(手足のふるえ)、筋強剛(こわばり)、不眠、眠気、発疹、紅斑などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • 悪性症候群
    急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ
  • 遅発性ジスキネジア[8]
    顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動
  • 麻痺性イレウス
    食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘
  • 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
    食欲不振、悪心、嘔吐、けいれん
  • 痙攣
    けいれん

Last-modified: 2020-10-21 (水) 10:49:55 (JST) (1281d) by kondo