リンク元プラバスタチンナトリウム(Pravastatin sodium) ） 
HMG-CoA還元酵素阻害剤 高脂血症治療剤
- メバロチン錠 （製薬会社：製造販売元 第一三共株式会社）
- メバロチン細粒 （製薬会社：製造販売元 第一三共株式会社）
作用と効果
肝臓のコレステロール合成をHMG-CoA還元酵素阻害作用により阻害することで、血液中のコレステロールを低下させ、血清脂質を改善させます。
通常、高脂血症、家族性高コレステロール血症の治療に用いられます。
用法・用量
通常、成人は1日2錠（主成分として10mg）を1日1回または2回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。重症の場合は、1日4錠（20mg）まで増量できます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、発疹、下痢、胃不快感、紅斑、脱毛、光線過敏、そう痒、貧血などが報告されています。
重大な副作用
- 横紋筋融解症
横紋筋融解症（筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇）があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎機能障害があらわれることがある。
筋肉の痛み、力がぬける、赤褐色の尿 - 肝機能障害
黄疸、著しいAST・ALTの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。
全身がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる - 血小板減少
紫斑、皮下出血等を伴う重篤な症状があらわれることがある。
鼻血、歯ぐきの出血、手足などの皮下出血 - 間質性肺炎
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等
- ミオパシー
筋肉のこわばり、痛み、筋力の低下 - 免疫介在性壊死性ミオパチー
近位筋脱力、CK高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素（HMGCR）抗体陽性等
- 末梢神経障害
手足のしびれ、痛み、感覚が鈍る - 過敏症状（ループス様症候群）
発熱、疲れやすい、体重減少 - 過敏症状（血管炎）
発熱、関節の痛み、足や腕に紫色または赤いあざができる
同じ成分の医薬品
- メバレクト錠
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初版日時: 2012-06-06 (水) 11:20:11
最終更新: 2021-05-25 (火) 18:11:20 (JST) (1060d) by kondo
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