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ムンプス 概要 anchor.png

ムンプス(おたふくかぜ)は耳下腺腫脹を主症状とする小児期の軽度なウイルス感染症である。しかし、成人に感染した場合には、髄膜炎、睾丸炎、卵巣炎、膵炎、腎炎を合併したり重症化する。

ムンプスウイルスは中枢神経系に親和性があり、無菌性髄膜炎を起こすことが知られています。
ムンプス罹患時には約50~60%に髄液中に細胞増多を認め、10%に症状を伴う無菌性髄膜炎を合併し、耳下腺腫脹を認めずに発症する例もあります。

1989年4月からは麻疹(measles)、風疹(rubella)とともに3種混合ワクチン(MMR)として定期接種に組み入れられたがムンプスワクチンに起因する髄膜炎が報告されたため、MMRの接種は事実上中止され任意接種のみ実施されています。

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血清学的検査 anchor.png

ムンプスの血清学的検査にはNT、CF、HI、EIAなどがあり、CFはムンプスウイルスのIgGを主に測定しています。NTは感度、特異性ともに優れている。HIはパラインフルエンザと交差性を示し特異的ではない。中枢神経系の疾患の場合EIA法のIgG捕捉法が髄液中の局所抗体の証明に有用である。

感染初期の抗体検査はEIA法のIgMがあり、ワクチン接種後の抗体チェックには6~8週後にEIA法のIgGが用いられる。

また、ワクチン接種後の髄膜炎とワクチンウイルスとの因果関係を証明する際には、RT-PCR法によりウイルス遺伝子を検出する方法がある。

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初版日時: 2013-11-29 (金) 20:16:40
最終更新: 2013-11-29 (金) 20:16:40 (JST) (3799d) by seriza
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