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注射用ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)
ペグインターフェロンα-2b製剤
- ペグイントロン皮下注用 (製薬会社:MSD株式会社)
作用と効果
- リバビリンとの併用による次のいずれかのC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
- 血中HCV RNA量が高値の患者
- インターフェロン製剤単独療法で無効の患者又はインターフェロン製剤単独療法後再燃した患者
- リバビリンとの併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
- 悪性黒色腫における術後補助療法
用法・用量
C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変
- リバビリンとの併用によるC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善の場合
リバビリンと併用すること。
通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1回1.5μg/kgを週1回皮下投与する。
本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。 - リバビリンとの併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善の場合
リバビリンと併用すること。
通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1回1.0μg/kgを週1回皮下投与する。
本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
悪性黒色腫
通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として、8週目までは1回6μg/kgを週1回、9週目以降は1回3μg/kgを週1回、皮下投与する。本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
副作用
主な副作用は、発熱、倦怠感、頭痛
リンパ球数減少、白血球数減少、好中球数減少、ヘモグロビン減少、赤血球数減少
重大な副作用
- 間質性肺炎、肺線維症、肺水腫
発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状、また、胸部X線異常があらわれる場合がある。 - 抑うつ・うつ病、自殺企図、躁状態、攻撃的行動
不眠、不安、焦燥、興奮、攻撃性、易刺激性等があらわれる場合がある。 - 貧血注[赤血球減少、ヘモグロビン減少]
- 無顆粒球症、白血球減少、顆粒球減少
- 血小板減少
- 自己免疫現象
自己免疫現象によると思われる症状・徴候[甲状腺機能異常、肝炎、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、潰瘍性大腸炎、関節リウマチ、乾癬、全身性エリテマトーデス、血管炎、フォークト・小柳・原田病、糖尿病(1型)の増悪又は発症等]があらわれることがある。
- 溶血性尿毒症症候群(HUS)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
血小板減少、貧血、腎不全を主徴とする溶血性尿毒症症候群(HUS)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)があらわれることがある。 - 糖尿病(1型及び2型)
糖尿病が増悪又は発症することがあり、糖尿病性ケトアシドーシス、昏睡に至ることがある。 - 重篤な肝障害
黄疸や著しいトランスアミナーゼの上昇を伴う肝障害があらわれる場合がある。 - 急性腎不全等の重篤な腎障害
- 呼吸困難、喀痰増加
- 脳出血
- 脳梗塞
- 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
- 横紋筋融解症
脱力感、筋肉痛、CK(CPK)上昇等
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ぺージ名 : | ペグイントロン皮下注用 |
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初版日時: 2016-04-08 (金) 15:19:47
最終更新: 2016-04-08 (金) 15:20:16 (JST) (2911d) by kondo
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