エトポシド(Etoposide)
抗悪性腫瘍剤
- ベプシド注 (製薬会社:ブリストル マイヤーズ株式会社)
作用と効果
がん細胞が増殖する段階において阻害し、がん細胞を死滅させます。
- 以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍,横紋筋肉腫,神経芽腫,網膜芽腫,肝芽腫その他肝原発悪性腫瘍,腎芽腫その他腎原発悪性腫瘍等)
- 腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置
用法・用量
通常、3-5日間連続で点滴で静脈内に注射し、3週間または16日間休むという方法を繰り返します。効果を見ながら長期間使用する場合があります。
- エトポシドとして,1日量60〜100mg/m2(体表面積)を5日間連続点滴静注し,3週間休薬する。これを1クールとし,投与を繰り返す。
なお,投与量は疾患,症状により適宜増減する。
- 胚細胞腫瘍に対しては, 確立された標準的な他の抗悪性腫瘍剤との併用療法を行い,エトポシドとして,1日量100mg/m2(体表面積)を5日間連続点滴静注し,16日間休薬する。これを1クールとし,投与を繰り返す。
- 小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍,横紋筋肉腫,神経芽腫,網膜芽腫,肝芽腫その他肝原発悪性腫瘍,腎芽腫その他腎原発悪性腫瘍等)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合
他の抗悪性腫瘍剤との併用において,エトポシドの投与量及び投与方法は,1日量100〜150mg/m2(体表面積)を3〜5日間連続点滴静注し,3週間休薬する。これを1クールとし,投与を繰り返す。なお,投与量及び投与日数は疾患,症状,併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。
- 腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置の場合
再生医療等製品の用法及び用量又は使用方法に基づき使用する。
副作用
主な副作用として、吐き気・嘔吐、食欲不振、脱毛、倦怠感、発熱、口内炎、下痢、腹痛、便秘、発疹、頭痛、頻脈などが報告されています。
稀な副作用
- 汎血球減少などの骨髄抑制
発熱、寒気、咳、鼻水が出る、めまい、出血しやすい、あざができる、体がだるい、疲れやすい、息切れ、のどの痛み - ショック・アナフィラキシー様症状
唇や爪などが青紫色になる、胸や息が苦しくなる、急に気分が悪くなる、めまいがする - 間質性肺炎
発熱、咳、胸や息が苦しくなる
ジェネリック医薬品
- エトポシド点滴静注液
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初版日時: 2015-11-20 (金) 17:46:21
最終更新: 2019-04-06 (土) 16:54:04 (JST) (1818d) by kondo
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