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クロピドグレル硫酸塩 (Clopidogrel sulfate)
抗血小板剤
- プラビックス錠 (製薬会社:サノフィ・アベンティス株式会社)
作用と効果
血小板の活性化に基づく血小板凝集を抑制して血栓形成を抑え、血管がつまらないようにします。通常、虚血性脳血管障害の再発の抑制と、経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群に用いられます。
用法・用量
- 虚血性脳血管障害の再発抑制
通常、成人は1回3錠(クロピドグレルとして75mg)を1日1回服用しますが、年齢・体重・症状により1回2錠(50mg)を1日1回服用となることがあります。 - 経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群
通常、成人は投与開始日に1回12錠(クロピドグレルとして300mg)を1日1回服用し、その後維持量として1日1回3錠(75mg)を1日1回服用します。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分だけを飲んでください。次の服用時間が近い場合には1回分をとばし、次からまた時間通り飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、出血、黄疸、吐き気・嘔吐、食欲不振などが報告されています。
稀な副作用
- 頭蓋内出血
突然の激しい頭痛、悪心・嘔吐、顔や手足の片側麻痺 - 胃腸出血、眼底出血、関節血腫
下血(黒色便、血便)、吐血、視力障害、関節痛 - 肝機能障害、黄疸
強い疲労感・倦怠感、食欲不振、白眼や皮膚が黄色くなる - 血栓性血小板減少性紫斑病
倦怠感、食欲不振、紫斑、意識障害 - 無顆粒球症、汎血球減少症
咽頭痛、頭痛・頭重、耳鳴り
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初版日時: 2011-12-06 (火) 18:44:35
最終更新: 2019-02-18 (月) 21:54:54 (JST) (1887d) by kondo
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