バイミカード錠

作用と効果

心臓や血管が収縮する原因となるカルシウムイオンの細胞内への流入を抑制することで、末梢血管や冠血管を拡張し、抗高血圧作用と抗狭心症作用を示します。通常、高血圧症や狭心症の治療に用いられます。

用法・用量

• 高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症
  通常、成人は1回1～2錠（主成分として5～10mg）を1日1回服用します。
• 狭心症、異型狭心症
  通常、成人は1回2錠（主成分として10mg）を1日1回服用します。

症状により適宜増減されます。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飲まずに、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、顔面潮紅、頭痛、胸部痛、発疹、かゆみ、光線過敏症、女性化乳房などが報告されています。

稀な副作用

上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

ジェネリック医薬品

• ニソミナード錠　（製薬会社：株式会社陽進堂）
• ニソルジピン錠　（製薬会社：東和薬品株式会社）
• ニノバルシン錠　（製薬会社：長生堂製薬株式会社）
• ニソミナード錠　（製薬会社：日医工株式会社）