レボドパ(Levodopa) ベンセラジド塩酸塩(Benserazide hydrochloride)
パーキンソニズム治療剤
- ネオドパゾール配合錠 (製薬会社:製造販売元 アルフレッサ ファーマ株式会社)
作用と効果
アミノ酸脱炭酸酵素阻害により脳内へのレボドパ移行を高め、脳内でドパミンに変換し、ドパミン不足を補い、パーキンソン氏病・パーキンソン症候群に伴う日常生活動作の障害、手足のふるえ、姿勢異常、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりする症状を改善します。
通常、パーキンソン病、パーキンソン症候群の治療に用いられます。
用法・用量
- レボドパ未投与例
通常、成人は初回1日1~3錠(レボドパとして100~300mg)を1~3回に分けて食後に服用します。2~3日毎に1日1~2錠(100~200mg)ずつ漸増され、維持量として1日3~6錠(300~600mg)を服用します。 - レボドパ投与例
通常、成人初回1日量は服用中のレボドパ量の約1/5に相当するレボドパ量(本剤1錠中レボドパ100mg含有)に切り換え、1~3回に分けて食後に服用します。その後、漸増もしくは漸減され、維持量として1日3~6錠(300~600mg)を服用します。
いずれの場合も、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
副作用
主な副作用として、不随意運動、不眠、幻覚、吐き気・嘔吐、食欲不振などが報告されています。
稀な副作用
- 悪性症候群
筋肉のこわばり、発熱、意識障害 - 錯乱、幻覚、抑うつ
意識が混乱する、考えがまとまらない、現実には存在しない物が見えたりない音が聞こえる、気分が落ち込む、やる気がおきない - 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化
吐き気、嘔吐、みぞおちの痛み - 溶血性貧血
ふらつき、皮膚や白目が黄色くなる、疲れやすい - 突発的睡眠
前兆もなく突然眠くなる
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初版日時: 2012-10-22 (月) 21:31:54
最終更新: 2021-06-06 (日) 15:00:24 (JST) (1046d) by kondo
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