オセルタミビルリン酸塩(Oseltamivir phosphate)
抗インフルエンザウイルス剤
- タミフルカプセル (製薬会社:中外製薬株式会社)
- タミフルドライシロップ (製薬会社:中外製薬株式会社)
用法・用量
- タミフルカプセル
通常、成人および体重37.5kg以上の小児は1回1カプセル(オセルタミビルとして75mg)を1日2回、5日間服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。- 10歳以上の未成年の患者さんでは、合併症、既往歴などからハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則としてこの薬を服用することはできません。
インフルエンザウイルス感染症でも、発熱、鼻汁、喉の痛み、筋肉痛、頭痛、咳、食欲減退、だるい、寒気がする、下痢といった症状が起こり、副作用との鑑別が難しい場合があります。
- タミフルドライシロップ
通常、成人は1回2.5g(オセルタミビルとして75mg)を1日2回、5日間、用時懸濁して服用します。 通常、幼小児は1回66.7mg/kg(オセルタミビルとして2mg/kg)を1日2回、5日間、用時懸濁して服用します。ただし、1回最高用量はオセルタミビルとして75mgとされています。 必ず指示された服用方法に従ってください。- 水に混ぜて飲む場合は、1回量ずつ水に混ぜ、混ぜたら放置せずにすぐに飲んでください。
- 薬剤が容器の中に残った場合は、水を少し足して、飲み残しがないようにしてください。
- なお、粉のまま飲む場合は、1回量の薬剤を水またはぬるま湯と一緒に飲んでください。
- 10歳以上の未成年の患者さんでは、合併症、既往歴などからハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則としてこの薬を服用することはできません。
インフルエンザウイルス感染症でも、発熱、鼻汁、喉の痛み、筋肉痛、頭痛、咳、食欲減退、だるい、寒気がする、下痢といった症状が起こり、副作用との鑑別が難しい場合があります。
副作用
主な副作用として、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、ショック、アナフィラキシー様症状、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、急性腎不全、精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)、出血性大腸炎などが報告されています。
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状
冷や汗、めまい、しゃがれ声、眼と口唇のまわりのはれ、じんましん、判断力の低下、血の気が引く、動悸、息切れ、息苦しい、からだがだるい、考えがまとまらない、ほてり、意識がうすれる、ふらつき - 肺炎
発熱、悪寒、咳やたんが出る、息切れ - 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
発熱、意識がなくなる、意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、頭痛、羽ばたくような手のふるえ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が黄色い、からだがだるい、かゆみ、食欲不振、吐き気、嘔吐 - 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
からだがだるい、発熱、まぶたや目の充血、結膜のただれ、唇や口内のただれ、食欲不振、赤い発疹、中央にむくみをともなった赤い斑点、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶくれ(水疱)、陰部の痛み、関節の痛み - 急性腎不全
尿量が減る、尿がでない、意識の低下、疲れやすい、頭痛、からだがだるい、息苦しい、からだのむくみ、眼がはれぼったい - 白血球減少
発熱、のどの痛み - 血小板減少
鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、あおあざができる、皮下出血 - 精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)
意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、普段と違うとっぴな行動をとる、異常行動、実際にはない物が見えたり聞こえたりするように感じる、根拠のない思い込み、非現実的なことを強く確信する、けいれん - 出血性大腸炎、虚血性大腸炎
下痢、激しい腹痛、血が混ざった便
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初版日時: 2012-07-19 (木) 20:07:23
最終更新: 2016-12-17 (土) 13:04:01 (JST) (2686d) by seriza
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