ジゴキシン(Digoxin)
ジギタリス配糖体製剤
- ジゴキシン錠 (製薬会社:テバ製薬株式会社)
作用と効果
心筋細胞膜のNa+、K+-ATPase阻害作用に基づく心筋の収縮力を高めて強心作用を示し、また、刺激伝導速度を抑制し、速くなりすぎた脈を調節します。 通常、うっ血性心不全、心房細動・粗動による頻脈、発作性上室性頻拍の治療、心不全および各種頻脈の予防と治療に用いられます。
用法・用量
- 成人
- 急速飽和療法(飽和量:1.0~4.0mg)
通常、初回4~8錠(主成分として0.5~1.0mg)、以後4錠(0.5mg)を6~8時間ごとに十分効果のあらわれるまで服用します。 - 維持療法
通常、1日2~4錠(主成分として0.25~0.5mg)を服用します。
- 急速飽和療法(飽和量:1.0~4.0mg)
- 小児
- 急速飽和療法
通常、体重当たり1日2歳以下では0.06~0.08mg/kg、2歳以上では0.04~0.06mg/kgを3〜4回に分けて服用します。 - 維持療法
通常、飽和量の1/5~1/3を服用します。 本剤は1錠中に主成分を0.125mg含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
- 急速飽和療法
飲み忘れた場合は、飲み忘れた分はとばして、次回からは指示通りに飲んでください。何か気になることがあったら、医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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初版日時: 2012-12-01 (土) 20:11:32
最終更新: 2013-02-28 (木) 17:59:38 (JST) (4072d) by seriza
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