エリスロマイシンステアリン酸塩 (Erythromycin stearate)
マクロライド系抗生物質製剤
- エリスロシン錠 (製薬会社:アボット ジャパン株式会社)
作用と効果
細菌などの増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。感染症の治療に用いるマクロライド系の抗生物質です。通常、呼吸器感染症、耳鼻科領域感染症、皮膚科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。
用法・用量
通常、成人は1日8~12錠〔エリスロマイシンとして800~1,200mg(力価)〕を4~6回に分けて服用します。小児は1日体重1kgあたり主成分が25~50mg(力価)を4~6回に分けて服用します。いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状などによって適宜増減されますが、小児用量の上限は成人量までとされています。
本剤は1錠中エリスロマイシンとして100mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
副作用
主な副作用として、悪心(吐き気)、嘔吐、下痢、胃痛、鼓腸(腸にガスがたまり張る)、発疹、蕁麻疹などが報告されています。
重大な副作用
- 偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎
発熱、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢(粘液便)、腹痛 - QT延長、心室性頻脈
動悸、胸部不快感、胸痛 - ショック、アナフィラキシー様症状
呼吸困難、胸内苦悶、血圧低下、筋肉が発作的に収縮する状態、全身のかゆみを伴った発赤 等 - 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
皮膚の赤い発疹、水疱、眼球結膜の充血 - 急性腎障害(急性間質性腎炎)
尿量減少、むくみ、頭痛、食欲低下、のどの渇き - 肝機能障害,黄疸
AST(GOT)、ALT(GPT)、ALPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。
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初版日時: 2012-01-19 (木) 21:27:48
最終更新: 2019-03-10 (日) 11:58:09 (JST) (1846d) by kondo
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