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AD アルツハイマー型認知症 概要
脳内のタンパク質に異常がおこることにより神経細胞が壊れ、脳が委縮して記憶や思考、行動への障害といった認知症症状があらわれる病気です。
これは認知症の症例のもっとも一般的な原因となっています
症状
原因
アミロイドというたんぱく質が脳内に沈着することにより、脳の神経細胞の減少や脳の萎縮がおこり発症するとされています。
また、老人斑(アミロイド斑)や神経原線維変化などの特徴がでることもあります。
その発症の明確な原因はいまだ解明されておらず、現在も研究が進められています。いくつかの危険因子は特定されており、加齢による脳の老化や遺伝的性質、または頭部外傷や心臓疾患といったものがあげられています。
検査
血液検査
アルツハイマー病の原因物質として考えられるアミロイドが脳内に蓄積した方の血液では、アミロイド前駆体タンパク質(APP)とアミロイドベータの物質量の比率が変化するとされています。この比率を測定することで脳内のアミロイドの蓄積状況を調べることができます。
頭部のCT、MRI検査
CTではエックス線を、MRIでは磁気を用いて、脳を輪切りにしたような画像を撮影し、空洞などの形状的な異常を調べます。
アルツハイマー病の場合、海馬の萎縮が早期から見られるため、早期での発見が期待できます。
病期 ステージ
- 軽度(初期段階)
親しい人の名前や言葉が思い出せなくなる、物の置き忘れが増える、何度も同じことをいう、周囲の人が能力の低下に気づく程度の症状がみられる状態。新しい記憶の定着が難しくなってきます。
- 中等度(中期段階)
住所や出身校、現在地や日付といった情報が混乱するなどの見当識障害があらわれたり、簡単な計算が困難になったりする状態。物忘れを自覚することができなくなる場合もあります。尿失禁や徘徊が増え、妄想や幻覚もおこしはじめます。
- 重度(後期段階)
環境への反応、会話や自分の動きを制御する能力を失った状態。筋肉の硬直などもみられ、日常生活のにおいて介護を必要とします。
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ぺージ名 : | アルツハイマー病 |
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初版日時: 2015-11-18 (水) 17:08:26
最終更新: 2021-06-08 (火) 13:41:37 (JST) (1025d) by kondo
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