テオフィリン(Theophylline)
未熟児無呼吸発作治療剤
- アプネカット経口 (製薬会社:興和株式会社)
作用と効果
中枢性作用として呼吸中枢の刺激作用や二酸化炭素応答能の増強作用、末梢性作用として横隔膜筋の収縮力増強作用や疲労回復作用により無呼吸発作を改善します。通常、早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)に用いられます。
用法・用量
通常、初回投与量は1~1.5mL/kg(主成分として4~6mg/kg)を、維持投与量は1日0.5~1.5mL/kg(主成分として2~6mg/kg)を2~3回に分けて服用します。なお、症状や血中濃度に応じて適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
1回の服用に1シリンジ使用する製剤ですので、先に余分な液量を排出し、必要量を残してから服用してください。また、冷所で保存した場合、結晶が析出することがありますので、その場合は温めるなどの操作を行い、溶解させた後に服用してください。
飲み忘れた場合は医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、壊死性腸炎、けいれん、高血糖、脳室内出血、未熟児網膜症、動脈管開存症、心機能不全、興奮、頻脈、嘔吐、腹部膨満、慢性肺疾患、気胸・間質性肺気腫などが報告されています。
稀な副作用
- ショック、アナフィラキシーショック
じんま疹、蒼白、呼吸困難 - 意識障害
けいれん、せん妄、昏睡 - 横紋筋融解症
脱力感、筋肉痛、赤褐色尿 - 消化管出血
吐血、下血 - 赤芽球ろう
全身倦怠感、頭重、頭痛
ジェネリック医薬品
- テオフィリン錠
- テオフィリン徐放錠
- テオフィリン徐放U錠
- スロービッドカプセル
- テオフィリン徐放ドライシロップ小児用
- テオフィリン徐放DS小児用
- テオフィリン徐放ドライシロップ小児用
- テオフィリンドライシロップ
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初版日時: 2012-03-11 (日) 16:38:48
最終更新: 2019-04-01 (月) 20:56:04 (JST) (1850d) by kondo
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